水と自然を守りたい。
始まりは1960年代に起きた、石油系合成洗剤による水質汚染問題に心を痛めた科学者の思いからでした。
社名はフランス語のsavonnette(小さな石けん)に由来しています。
社屋は豊かな水に恵まれたボーデン湖の近く、デッゲンハオゼルタールにあり、周りにはのどかな田園風景が広がっています。
この地域にはビオダイナミック農法*を実践する農場やキャンプヒル(精神的なハンディキャップを持つ人々と健常者がともに働き生活をするコミュニティ)があります。
ソネット社に隣接しているキャンプヒル「レーベンホーフ」では、障害を持つ人々が日常のワークをソネット社と協働しています。
また、使用電力の半分を工場に隣接の水力発電所から、残りをグリーンピースから供給される自然エネルギーを使用しています。
このグリンピースエネルギーとは風、太陽光、バイオマスなどの自然エネルギー源を利用してつくられています。
通常、日本の電力会社が供給する電気は地球への負担が大きい原子力、石油・石炭火力が主となり、自然エネルギーは1%にも満ちません。
ソネットでは再生可能でクリーンな電力を使用するなど積極的に環境問題にも取り組んでいます。
このような社会活動に加え、非営利のソネット基金は水質調査の分野、動物実験の代替えメゾットの開発、造形力学分野での調査など、非営利事業を率先して行っています。