極上の魚を満喫する

20170703

鍋のイメージと魚偏に雪と書くイメージから「冬が一番の旬」と思われがちですが、
実は、一年中漁獲され、なんと夏が一番おいしいのをご存知ですか?

冬は、白子や真子をもち、その味わいは他の季節には味わえない珍味ですが、その分身が痩せるため、身に一番栄養が行き届いているのは、実は「夏」なのです!
海の男に聞けば、夏の鱈の身は最高、自分好みの味噌漬けにしたり、自分でさっと塩で締めて真夏のタラチリや湯豆腐に。また、塩コショウに片栗粉でムニエルや竜田揚げに。そしてさっぱりと酒蒸しにして・・・、と聞くだけでも食べたくなるおいしさいろいろなのです。ということで、今回はぜひ召し上がっていただきたい「生だら」がセールです。

 

> 生ダラの切身

 


ふっくら生だらの切身にたまねぎのスライス、ほぐしたしめじをのせてバターをぽん、といれた簡単お手軽なホイル焼き用です。
この具材にきのこ類を増量したり、もやしを足したり、葱や生姜を加えたりとアレンジも自由自在。オーブントースターで15分ほど焼くだけのお助け品を作りました。

 

> (焼くだけ) 特製 真ダラとしめじのホイル焼き

 


肉厚の真っ白な身、そしてクセのない上品な身に軽く下味をつけ、片栗粉をまぶしてまずはふっくらと揚げ、たっぷりの葱と香味野菜とともにチリソース風に仕上げました。電子レンジで温めるだけでおいしい一品のできあがり!
これはヒットの予感です!

 

> 真だらのチリソース

 


 

タラだけじゃなく、「ムツ」もオススメです!

 

正式には「メロ」と呼ばれる、白身で脂ののった、そしてとろりとしていながらもほろっと崩れる身が魅力の通称「銀むつ」。
近年漁獲が少なく、この大きさの質のよいものはめったに集めることができません。さて、西京漬は、そのメロをおいしくいただく味付けの筆頭です。
しかも魚でもっともおいしい部位のひとつとされるのはカマるはずです。
ごはんがもりもりすすむおいしさとはまさにこのことです!

 

> 銀むつカマの西京漬

 


 

そして、西京漬と人気を二分するのが、こちらの照焼き。ほんとに甲乙つけがたいおいしさです。
とろりとした白身には、みりんの甘さが似合います。
けれど、みりんはとても焦げやすいので、西京味噌同様、焼き上げるときには充分注意怠りなく!焦げ目がない焼き魚は間が抜けていますが、焦げしいですね。
肉厚ボリューム満点で大満足です!すぎもこれまた問題!ほどほどに焼くというのが難しいですね。
肉厚ボリューム満点で大満足です!

 

> 銀むつカマの照焼き