旬の恵みで手造りを楽しむ

かりん

 
すっかり秋になり寒くなりましたね。
乾燥しがちなこの季節。香りを楽しみながら喉もいたわってくれる花梨の登場です。
 
花梨はバラ科。なによりもうっとりとする香りが魅力です・・・。
大きな実を眺めていると思わずそのままがぶり、といきそうになってしまいますが、
生でいただくことはできません。
花梨は、石のように硬いため、黄色の実をえんやこらと包丁で切り、お酒や蜂蜜に
漬け込んで、そのエキスをいただきます。
そもそも花梨は、漢方では、咳止めに効果ありとされ、日本でも「のど飴」としても
広く知れ渡るようになりました。
 
こんなにおいしくて、香りよく、しかも喉をいたわってくれるなんて、まさに良薬口
に苦しではなく、口に嬉し、といったところでしょうか。
喉ばかりか、疲労回復にも効果ありとの報告もあり。
 
自分で作れば、これまた効果も倍増というものです。
とっても簡単です。ぜひお試し下さい。
 

かりんジュースのレシピ

【材料】
・かりん・・・1Kg
・蜂蜜・・・・500g
【作り方】
1) かりんを水で洗い水分を切っておく。
2) かりんを輪切りにし、蜂蜜といっしょにビンに入れるだけ。
3) 2 ~ 3 ヶ月冷暗所に置けば、エキス分が抽出します。
4) 開封後は、冷蔵庫か冷暗所にキャップをゆるめて保存して下さい。
(温度が上がると発酵し、キャップがとぶことがあります。)
※ジュースではなく、シロップ漬けを作る場合は、かりんと蜂蜜は1:1が基本です。

 
>>堀内さんの「本かりん」